大志 研修・勉強会レポート

2020年5月17日 デジタルマイクロスコープに関する講演を行いました。

北上尾歯科にデジタルマイクロスコープという新しい機械が入りました。

当院では以前よりマイクロスコープを使用し、根管治療や精密審美治療などを行っておりました。このマイクロスコープをデジタル化したものが今回導入したデジタルマイクロスコープです。

従来のアナログタイプのようにレンズを覗き込む必要がないため、自由な角度から口腔内を撮影することが可能です。また最大80倍までのズーム機能がついており、非常に精密な治療ができるようになっています。

 

ボタンひとつでズームやフォーカスができる点はデジタルならではの特徴であり、術者としては非常に便利です。

わかりやすく例えると、従来型のマイクロスコープが昔のフィルム式のカメラ、そして今回導入されたデジタルマイクロスコープはデジカメと言えるでしょう。

デジカメのように設定が不要で手軽に使用ができるためマイクロスコープ下での顕微鏡治療がより身近なものになると思います。

 

埼玉県でデジタルマイクロスコープを初めて導入したのは北上尾歯科で、日本全国でもまだ数えるほどしか導入されていない機械です。そのため国内最大手医療機器メーカー株式会社YOSHIDAより依頼を受けて、デジタルマイクロスコープの使用法について講演を行いました。

通常こういった歯科医師向けの講演は大きな会場を使用して行うのですが、今回はコロナの影響でズームを使用したオンラインセミナーとなりました。

デジタルマイクロスコープはマイクロエンドや形成など精密治療を行うだけでなく、研修医や若手の先生が自分の治療を録画することでフィードバックを得ることができるというメリットがあります。当院では1年目からマイクロスコープや口腔内スキャナーなどの最新の機械を使うことでみなさんにスキルアップをしていただきたいと考えています。

大志では大学教授や有名臨床医などの外部講師をお招きしての法人内研修会や、Dr.、DHによる症例検討会などを定期的に開催しております。
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